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2016年12月22日 
おもしろ

【宝は足元にあり!】長浜のご当地マンホールは、“路上の芸術”だった!


宝は足元にあり!長浜のご当地マンホールは、“路上の芸術”だった!

読売新聞さんに掲載いただきました

こちらの記事をご覧いただいた方からご紹介いただき、読売新聞しが県民情報に掲載いただきました。(2017.4.14)

読売新聞しが県民情報に掲載いただきました

読売新聞しが県民情報(近江スタイル)に掲載いただきました

まさか、まさかのことで、本当にありがとうございました。

長浜市内にある9つの“ご当地マンホール”を探せ!

テレビで「宝は足元にありました」なんて、かっこいい言葉を聞いた。

こんなイメージだろうか。

宝は足元にあり

ほんなら、そこらへんにも転がっているんじゃないの?探してみよう。

普段は誰の目にも止まらず、人や車にスリ減るまで踏まれている、マンホールのフタ。

よくよく考えると、

長浜市の千成瓢箪のマンホール

直径60cm、重さ80kgのマンホール

踏み絵やん。

こういった地元ならではの自然や歴史、文化をシンボル化されたマンホールを“ご当地マンホール”(またはデザイン蓋)とよぶんですが、昭和60年代に、下水道事業のイメージアップのためにデザイン化されました。

こんなご当地マンホールですが、“長浜には9つある”んです。

長浜市合併前後の地図

合併する前とした後の図

長浜市は2010年までに、9つの町が合併した市です。合併前の町では、旧町名のままのご当地マンホールが今も使われています。

まだ先のことだろうが、経年劣化で取り替えとなれば、昔からのデザインを使用されなくなるのだろうか?いったいどのタイミングで取り替えられてるのだろうか?

あぁーいろいろ疑問がわいてきたぞ。あぁー誰かに聞いてみたい。

淡海環境プラザには、滋賀県中のカラフルなマンホールが大集合!

あっさり、“滋賀県中のマンホールを展示されている場所がある”ことがわかった。

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マンホールの展示とは、なかなか洒落てるじゃないか。これは見に行かねば。

淡海環境プラザ

小学校のバス遠足で来そうな施設だな。

施設名 淡海環境プラザ
住所 滋賀県草津市矢橋町帰帆2108番地 <Googlemapはこちら>
開館時間 9:00~16:30
休館日 土、日、国民の祝日、年末年始

滋賀県中のマンホールが展示されている

ご当地マンホールが勢ぞろい

滋賀県のマンホールが展示

滋賀県中のマンホール

淡海環境プラザに展示

巨大メンコやん。

町のシンボルが描かれた“フタ”。長浜の「ご当地マンホール」を鑑賞してみよう!

長浜にはどんなマンホールのフタがあるのか、1つずつ見てみよう。

1. 「“長浜市”のマンホール」豊臣秀吉の馬印であるひょうたんをデザイン

カラーバージョン長浜市のマンホール

「市章」を中央に、長浜城主であった「豊臣秀吉」の馬印である「千成瓢箪」をデザイン。「市章」は、「千成瓢箪」を長浜祭の曳山の数「12」を周囲に配置し、中央に長浜の「長」を図案化

淡海環境プラザ 配布資料より引用
ナガジンの中の人
長浜ではもっともポピュラーなマンホール。色がついただけで、ありがたいものに見えてしまうのは私だけだろうか

2. Tシャツにした方がいいと思う“浅井町”のマンホールのフタ

カラーバージョン浅井町のマンホール

「町の木(梅)」と、“山紫水明”のまち浅井町をイメージし、それを「町の鳥(キジ)」があたたかく包みこみ、地域の連帯と町の美しさを表現

ナガジンの中の人
来年は酉年やし、このまんまTシャツにして着たい

この調子でどんどん見ていきましょう。

3. 絵に描いたまんま“びわ町”のマンホールのフタ

カラーバージョンびわ町のマンホール

「町の鳥(サギ)」と「町の花(アジサイ)」を「琵琶湖」と「竹生島」を背景にデザイン

ナガジンの中の人
まるで絵に描いたようとはこのこと。琵琶湖沿いの道を車で走ると、このマンホールの風景のまんま

4. “虎姫町”のマンホールのフタ

カラーバージョン虎姫町のマンホール

下水道のもつ快適な水環境の「清」と「美」をイメージし、上方に「町の鳥(セキレイ)」、下方に「町の花(スイセン)」をデザイン

ナガジンの中の人
「スイセン」と「水洗」がかかっていたりして

5. “湖北町”のマンホールのフタ

カラーバージョン湖北町のマンホール

「町の鳥(コハクチョウ)」、「町の花(サルビア)」を図案化

ナガジンの中の人
色がつくだけでアートですね。さっき踏み絵とか言ってごめんないさい

6. 中央の町章は「た」をモチーフ“高月町”のマンホールのフタ

カラーバージョン高月町のマンホール

中央に「町章」を配置し、その周りには“町民憲章”のテーマを基に。右上には「水」を、左上には「土」を、左下には「緑」を、右下には「新風」をデザイン。「町章」は、高月の「た」を図案化

ナガジンの中の人
何のデザインなのかさっぱりわかりません。ただ意味を知るとめちゃめちゃカッコよく見えてしまう。高月の町章は「た」がモチーフだったんですね

7. 木之本に流れる3つの川をイメージ“木之本町”のマンホールのフタ

カラーバージョン木之本町のマンホール

中央に「町章」を配置し、その周りに、町を取り囲む山並みと「町の花(コブシ)」を、それにより湧き出る豊かな水(杉野川、高時川、余呉川)をデザイン。「町章」は、“賤ヶ岳古戦場”の「七本槍」を図案化

ナガジンの中の人
なるほど、木之本に流れる3つの川がデザインされているんですね。納得。

8. 真ん中の「ヨ」がかわいい“余呉町”のマンホールのフタ

余呉町のマンホール

長浜市余呉町坂口付近で発見

中央に「町章」を配置し、「町の花(アジサイ)」をデザイン。「町章」は、余呉の「ヨ」を図案化

ナガジンの中の人
余呉の町章は「ヨ」がモチーフ。こう見るとかわいく見える

9. まるでトリックアート!?“西浅井町”のマンホールのフタ

長浜市内のマンホール(西浅井町)

道の駅塩津海道あぢかまの里付近で発見

「町の鳥(ウグイス)」、「町の花(ツツジ)」、「町の木(サザンカ)」を図案化

ナガジンの中の人
よく見るとウグイスが西浅井町の「西」にとまっています!

残念ながら余呉町と西浅井町のカラーバージョンはありませんでした。滋賀県中の全てのマンホールがあるわけではないみたいです。

(全ての展示物は撮影の許可を得て撮らせていただきました)

マンホールのフタ Q&Aコーナー

マンホールについて、気になることだらけなので、淡海環境プラザの担当者さんへ聞いてみました。

Q. マンホールのフタには、カラーバージョンがあるのに、なぜ使われてないの?

滋賀県のご当地マンホール

滋賀県のマンホール:「山峰と琵琶湖」、「ヨット」、「かいつぶり」をデザイン

A. 雨が降ると塗料を塗った部分で、車や自転車のタイヤがスリップしてしまう為、塗装なしを使用されています。駅や観光地など施設に使用されることがあります。

Q. どのくらいのタイミングで、マンホールの蓋が取り替えられるの?

A. 一概にいつ頃と言う、決まりはありませんが、点検の際に錆びなど劣化がみえるものは取り替えられます。“マンホールのフタの模様は、スリップの滑り止めの役割”があるので、交通量が多い場所のものは、すり減りやすく、取り替えの頻度は必然的に高くなります。

Q. 経年劣化で取り替えとなれば、ご当地マンホールの蓋を使用されることはないのか?

A. 各自治体の予算によって異なるので、新しくデザインを公募されるかもしれませんし、そのままのデザインを使われるかもしれません。

Q. なぜマンホールのフタを展示しようと思ったんですか?

マンホールと記念撮影

せっかくなのでマンホールと記念撮影

A. ここは下水処理技術の研究開発や普及を支援する施設です。企業さんの技術を発表する場でもあり、近年では中国やベトナムとったアジアの方々が視察にお越しになります。

一般見学の方へも下水道のことを、身近に知ってもらうため、関心を持っていただくきっかけになればと、マンホールのフタを展示させていただいております。ちなみに先日も関東からマンホールカードを求めて起こしになられました。そのついでに滋賀県や京都を観光して帰るという方もおられるので、観光業のお役に立っているかもしれませんね。笑)

勉強不足の私の質問をご丁寧にお答えいただきました。ありがとうございました!

ん。マンホールカード???

滋賀県のマンホールカード

日本全国のマンホールカードを集める猛者がいるという

見学の帰りに、滋賀県のマンホールカードを記念にいただきました。長浜市バージョンが出るのを期待してます!集めたい。。。

宝探し気分はきっかけづくり。下水道は生活に欠かせない存在であることをマンホールのフタから知る

「路上の芸術」(新風舎 著者:垣下嘉徳)

これをきっかけに「路上の芸術」(新風舎 著者:垣下嘉徳)という本を読んだのですが、マンホールの蓋の話どころか、下水道の歴史、災害時のトイレのことまで書かれ、読めば読むほど深みにはまり、この1年間臭い物に蓋をしてきた、己の浅はかさが何よりの発見だなと、

コーヒーを飲みながら振り返る。

コーヒーの自動販売機

コーヒーを飲んでいる

確かに、私にとっての宝は足元にありました。あなたの足元にも宝が見つかるかもしれませんよ。

マンホールが神々しく見える
この記事を書いた人

ムラカミ

普段は長浜市内でWebサイト制作をしています。「路上の芸術」という本を読みました。著者はマンホールの写真を撮影中、周囲に不審に思われていたと書かれていましたが、私も撮影中に声をかけられていたことが、不審に思われていたのだとこの本で学びました。
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