出会いはいつも楽しかったり、ワクワクしたりするけれど、別れはとてもせつない。別れも去る方より、残されたものは、もっとせつなさを感じます。
今回は、「残されたもの」が、不思議と人を楽しませてくれるトマソンの魅力に迫ります。たとえ知らない街でも思い切って路地を一歩入ると、「おおっ!」と声が出てしまうような発見に出会えるかもしれませんね。
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早速ですが、
長浜で散歩中に、私の心の温度をあげてくれた10個のトマソン
1. フレームの再利用を考えたくなるバス停
町を歩くとちょいちょい見かけるバス停に残されたフレーム。

何か使い道はないだろうか。観光地でよく見る顔ハメ看板???
2. まるで仁王像のような
堂々とした門柱。

ここまで潔いと私には仁王像にすら見えてしまう。
3. 守りたいものがあるんだ。柵の前の柵

大事な部分は、何重にしてでも守りたい。
4. 登りたい気持ちは伝わるハシゴ
魚でも泳いでいないかなぁと、川をのぞいてみると。

登れたのでしょうか。
5. 私には見えてしまう。夏の夜の・・・
実は私には見えてしまいます。
あれが。
夏の夜の
天敵から我々を守ってくれる
あれが。
ここにあったはずだ。
↓

「金鳥」と「キンチョール」のホーロー看板があった跡のはず。
きっと以前は、↓こんな感じで看板が設置されていただろう。

地元の人いわく、「あぁ〜そういえば、あったね〜。」とのこと。やっぱりね。
一瞬目を疑うトマソンなドア5連発
6. お隣さんが引っ越してくるのを待っているドア
新たな出会いを待っています。

只今ドアとして機能していません。
7. 天気が良いと爽快感のあるドア
今まで見つけた中で、一番美しいドアの景色。

こんなにもドアと空が合うなんて。
8. 夏の暮らしに涼を感じるドア
蒸し暑い日が続きますね。熱中症には気をつけましょう。

ここでは、いろんな意味で涼しさを感じられます。
9. 忍者だったらバレバレ!ドアだった頃が懐かしい壁
もし現代に忍者の見習いがいたら、こんな感じかもしれない。

バレバレ。
10. 色使いに感服。ぜひ違う色も見てみたいドア
色使いを気にさせてくれるドアというより壁。

この色使いに乾杯。この際ピンク色にしてどこでもドアバージョンも見てみたい。
路地裏でトマソンに出会うことに私はワクワクする
どうです?残されたものが、強烈にアピールしていませんか。
知らない道や路地を曲がったとたん、目に飛び込んでくると、なんとも言えない幸せな気持ちになります。トマソンの魅力は、なんとなく歩いているだけでは見つからないところでもあり、「よし今日は探すぞ!」と意識を持たないと見逃してしまいます。意識した人だけが見えるちょっとした優越感があるのが、楽しいところです。
次の出会いのために、ただいま路上観察隊員を募集中です。天気の良い休日に観察しながら散歩しませんか?笑