「駅の中で食べるうどん」って懐かしいなぁ〜。ふと高校時代を思い出しました。
私の学校からの帰り道と言えば、コンビニも無ェ〜、マクドナルドも無ェ〜、ファミレスも無ェ〜、唯一あるのは駄菓子屋か駅で立ち食いうどんでした。
今思うとなくてよかったんですが、当時の思春期の私には、長浜や彦根の学校に通う同級生たちが、すんごくうらやましかったのを覚えています。
今も、うどんが食べられる駅があるという話を聞いたので、電車に乗ってJR近江塩津駅(おうみしおつ)までやってきました。
うどん屋さん?いやいや滋賀県最北端にある“駅舎”です
どう見てもうどん屋さんか、おそば屋さんのお店の建物にしか見えません。
こちらにちゃんと“近江塩津駅”と書かれています。
さっそく中へ入ってみましょう。中は綺麗に改装されていますが、なんか懐かしさを感じるレトロな雰囲気が残されていますね。
改札口からホームまでつながるこの通路の薄暗さが、なんだか昭和の時代を思い出す。
おっとこんなところに赤いのれんがかかっています。
その名も“給食屋さん”。ここだ。
きつねうどんを注文したら、え、ご飯や小鉢までついてくるの?このボリュームで550円かそりゃ安いっ!
いただきまーす。ズズ、ズズズズズ〜。関西風の薄味でホっとするわ〜。速攻で完食。
それにしても、なんでお店の名前が、給食屋さんなのか気になったのでお店のおばちゃんに聞いてみた。
給食のおばちゃんが作る味で、値段も学生さんに優しくて、とことん学生さん思いのお店でした。
私が食べている間も、おばちゃんは忙しくうどんを湯がく。その間もお客さんと話しながら、「次は12時5分の電車やから、まだ20分あるし大丈夫やね〜。」と元気なおばちゃんの声が聞こえてくる。
電車が1時間に1本しか本数が少ないので、給食屋さんでうどんを食べる人たちは、食べる時間を前もって見込んでやってくる。
近江塩津の駅は、のどかであったかい声が聞こえてくる駅だなぁ〜。
おっと、そろそろ電車がくる時間なので、私も次の駅へむかいます。ではまた〜。
JR近江塩津駅構内にあるお食事処 給食屋さん
店名 | お食事処 給食屋さん |
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営業時間 | 10:00 〜 15:00 |
住所 | 滋賀県長浜市西浅井町余 <Googlemapはこちら> |