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【閉店】滋賀県最北端・近江塩津駅舎にある懐かしい雰囲気のお食事処給食屋さんへ行ってきた

お食事処給食屋のきつねうどん
きつねうどん ¥550

「駅の中で食べるうどん」って懐かしいなぁ〜。ふと高校時代を思い出しました。

私の学校からの帰り道と言えば、コンビニも無ェ〜、マクドナルドも無ェ〜、ファミレスも無ェ〜、唯一あるのは駄菓子屋か駅で立ち食いうどんでした。

今思うとなくてよかったんですが、当時の思春期の私には、長浜や彦根の学校に通う同級生たちが、すんごくうらやましかったのを覚えています。

今も、うどんが食べられる駅があるという話を聞いたので、電車に乗ってJR近江塩津駅(おうみしおつ)までやってきました。

うどん屋さん?いやいや滋賀県最北端にある“駅舎”です

JR近江塩津駅内のうどん屋
うどん屋じゃなくJR近江塩津駅の駅です

どう見てもうどん屋さんか、おそば屋さんのお店の建物にしか見えません。

JR近江塩津駅(おうみしおつ)

こちらにちゃんと“近江塩津駅”と書かれています。

近江塩津駅

さっそく中へ入ってみましょう。中は綺麗に改装されていますが、なんか懐かしさを感じるレトロな雰囲気が残されていますね。

近江塩津駅のホームまでつながる通路

改札口からホームまでつながるこの通路の薄暗さが、なんだか昭和の時代を思い出す。

近江塩津駅内の給食屋さん
お店の名は給食屋さん。自分で“さん”をつけちゃうところが憎めない

おっとこんなところに赤いのれんがかかっています。

その名も“給食屋さん”。ここだ。

きつねうどんが550円安くないか

きつねうどんを注文したら、え、ご飯や小鉢までついてくるの?このボリュームで550円かそりゃ安いっ!

滋賀県最北端の駅、近江塩津駅でうどんを食べる

いただきまーす。ズズ、ズズズズズ〜。関西風の薄味でホっとするわ〜。速攻で完食。

それにしても、なんでお店の名前が、給食屋さんなのか気になったのでお店のおばちゃんに聞いてみた。

「お店の名前ですが、給食屋さんって変わった名前ですね?」
おばちゃん「実は、ここで働いている私たちはみんな、元々地元の学校給食を作ってた人ばかりなんです。」
「なるほど〜!だから給食屋さんなんですね。」一瞬でわかってしまった。

給食のおばちゃんが作る味で、値段も学生さんに優しくて、とことん学生さん思いのお店でした。

近江塩津駅のホーム

私が食べている間も、おばちゃんは忙しくうどんを湯がく。その間もお客さんと話しながら、「次は12時5分の電車やから、まだ20分あるし大丈夫やね〜。」と元気なおばちゃんの声が聞こえてくる。

電車が1時間に1本しか本数が少ないので、給食屋さんでうどんを食べる人たちは、食べる時間を前もって見込んでやってくる。

近江塩津の駅は、のどかであったかい声が聞こえてくる駅だなぁ〜。

おっと、そろそろ電車がくる時間なので、私も次の駅へむかいます。ではまた〜。

JR近江塩津駅構内にあるお食事処 給食屋さん

店名 お食事処 給食屋さん
営業時間 10:00 〜 15:00
住所 滋賀県長浜市西浅井町余 <Googlemapはこちら>

※これらの情報は掲載時のものです。変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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滋賀県長浜市の「!」が見つかるWebマガジンです。長浜での自らの体験を元に、独自視点でブログ記事を作っています。