静かな休日。
どこの町でも見かけるような神社があった。
昔ながらの滑り台やブランコといった遊具。
地域の憩いの場でもあるようだ。
こんなところに看板が。
「犬塚はこの奥」
ものすごく気になった。
奥には祠（ほこら）が。これが犬塚か？
よく見渡すと、右の方に「犬塚→」と書かれた看板があった。
ん？奥に何かあるぞ。
石の柵に囲われた
「石！?」
となりには犬塚の説明書きが。
犬塚
昔この付近には娘を人身御供に出す習わしがありました。
その得体の知れぬ怪物を退治しようと村の豪気な男が野瀬の長者の愛犬 目検枷（めたてかい）を借り受けてその怪物を退治しました。
しかし目検枷も大きな傷を負い相討ちとなり死をもって怪物を退治した目検枷に感謝し、その霊を祀ったのが犬塚と言い伝えられています。
【昔からこの石に触れた手で歯の痛むところを撫でると不思議にその痛みが止まると言われています。】
平方天満宮の説明看板より
想像以上に怖い話が書いてあった。
まじか。
もう一度、じっくり「犬塚」を見てみよう。
見ようによっては、かわいい「犬」のように見えなくもない。
よしよし。
「目検枷（めたてかい）」だね。
歯が痛くなった際は、すぐに訪れたい。
犬塚へのアクセスはこちら
| 名称 | 平方天満宮内の犬塚 |
|---|---|
| 住所 | 滋賀県長浜市平方町728 |
| アクセス | JR北陸線長浜駅より徒歩約20分程度 |
| 駐車場 | なし |
