食欲の秋です。秋じゃなくてもうまいもんが食べたい。あぁー食べたい。
滋賀県長浜市の名物といえばこれ↓
![焼鯖そうめん](https://www.nagazine.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/nz058_img_04.jpg)
その名も「鯖そうめん」
見たまんまの鯖とそうめんですが、これが美味しい。
長浜駅の観光案内所で鯖そうめんマップをGETしよう!
全国各地へ観光地に行くと、まずは名物料理を食べたいですよね。広島へ行けば、お好み焼きや牡蠣、福岡へ行けば、博多ラーメンやもつ鍋が食べたい。誰もがそこでしか食べられないものを求めて観光をします。
滋賀県長浜市にたどり着いたら、まずは長浜名物の焼鯖そうめんマップをGETしましょう。
![長浜駅の観光案内所](https://www.nagazine.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/nz058_img_02.jpg)
長浜駅の観光案内所に鯖そうめんマップがあるくらい、鯖そうめんをプッシュしている町です。
![長浜名物焼鯖そうめんマップ](https://www.nagazine.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/nz058_img_01.jpg)
このマップを見ただけでも、ざっとこれだけ。
![長浜名物焼鯖そうめんが食べられるお店](https://www.nagazine.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/nz058_img_03.jpg)
それにしても、「鯖とそうめんって合うの?」
はじめての人には想像もできない味でしょう。鯖とそうめんが絡み、生臭いイメージがあるかもしれないが全くありません。
それに、「そうめんとごはん!?」
お腹いっぱいになりますが、醤油とみりんの甘辛い味がごはんと相性がとんでもなくGoodなんです。
長浜の名物 焼鯖そうめんに込められた思いとは?
そもそも焼鯖そうめんとはどんなものなんでしょう。
長浜には、「五月見舞い」といって、農家へ嫁いだ娘のもとへ、娘を案ずる親が焼鯖を届ける風習があります。その焼鯖とそうめんを炊き合わせて作る「焼鯖そうめん」は定番の郷土料理です。また、長浜曳山まつりの客人をもてなすハレの日の一品です。親の愛、おもてなしの心をこめた「焼鯖そうめん」は、多くの人に愛され、長浜のお店にもそれぞれの味が受け継がれています。今につたえる長浜の郷土料理 焼鯖そうめんマップより引用
娘を思う親心で作られた料理なんですね。また客人をもてなすハレの日の一品というのも、観光地での食事にぴったりです。
![鯖そうめん御膳](https://www.nagazine.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/nz058_img_05.jpg)
鯖がしっかりと煮込まれ、身がホロホロ。
ラーメンと同様に、各店舗によって味も見た目も違うし、長浜の各家庭のお母さんの味も違います。できることなら検索に頼らず自分の直感でお店選びを楽しんでほしいですが、参考にこれまで紹介した鯖そうめんが食べられるお店のリンクもこちらで紹介しておきます。
![鯖そうめん御前](https://www.nagazine.jp/wp/wp-content/uploads/2014/03/nz_019_img_06.jpg)
![成駒屋の焼鯖そうめん](https://www.nagazine.jp/wp/wp-content/uploads/2018/05/nz107_sabasomen_01.jpg)
長浜の味だからこそ、観光で食べてもらいたい
私の古い記憶の中にある鯖そうめんは、昔祖母が大きな鍋で煮ている姿を今も覚えています。当時は祖母の作る夕飯が嫌いで、当たり前のように食卓で出てきた甘辛い鯖そうめん。長浜の味やったんやなと、大人になって鯖そうめん意味をちゃんと知りました。
このように郷土料理と親しまれる鯖そうめんを地元の人は、わざわざ食べに行かなくても家庭で食べられます。(今は作らない家庭も多いようで)その分はじめて長浜に訪れた人には、食べてもらいたい長浜の味です。
※ちなみに県外の友人が長浜観光に訪れた際は、全員食べてもらっています。